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かるたメニュー:競技かるた紹介 ルール1.2.3.4 決まり字 大会・規約 詳細ルール 技能編 辞書

ルール2

試合開始が宣言されたら再び礼をします。
今度は相手に礼をした後、読手(どくしゅ・よみて)にも礼をします。
「よろしくおねがいします」×2

まずはじめに、百人一首にない歌、これを序歌(じょか)といいます。
「難波津に さくやこの花 冬ごもり 今をはるべと さくやこの花」
という歌です。
ほとんどどがこの歌ですが、一部の大会では違う歌を使う大会もあります。

序歌を1回読んだ後、序歌の下の句を読んで
さくやこのはなー(余韻)(間=無音)1首目の上の句
という形で読まれます。
余韻は3秒、間(ま)は1秒と決まっています。
例:序歌の読み始め→秋の田の〜の上の句
再生

1首目の上の句が読まれ始めたら1首目の札を取り始めます。
間は完全静止して、音を立ててはいけません。
この間は選手の最も集中力の高まる時間です。
周囲の人も雑音を立ててはいけません。

競技者は上の句が読まれ始めたら競技線の中へ手を入れて取ることが出来ます。
どうやったら取りが成立するかはルール3で解説します。

読まれた札が場になかった(空札・からふだ)場合はそのまま次に進みます。
読まれた札が場にあった場合は2通りに分かれます。
自分の陣の札を取った場合はそのまま次に進みます。
相手陣の札を取った場合は自陣から札を一枚相手に渡します。
この渡す動作を「送る」といいます。
送る事で、自分の陣は一枚減り、相手の陣は一枚減って1枚増えますから
自分の陣は1枚減り、相手の陣の増減はありません。
送った後、次の札に進みます。

もし、相手がお手つきをしたときは、札を1枚送ります。
お手つきに関してはルール3にて解説します。

送ったり、札を整理する間読手に待ってもらう時は手を上げてアピールしましょう。

次の札へ進む時は前の札の下の句を読み、余韻、間をへて次の歌の上の句が読まれます。
つまり、上の句のみを聞いて下の句を取らないといけないという事です。
これについてはルール4にて解説したいと思います。

これを繰り返し、先に自分の陣が0枚になった方の勝利です。
試合が終わったら相手、読手に礼をします。
「ありがとうございました」×2
その後、札が50枚あるか確認して片付けましょう。

これで1試合が終わりました。
次にどうやったら取りが成立するのか、
どういう場合がおてつきかについて書きたいと思います。

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