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ルール3

取りの成立とおてつき

取りの成立

取った時、「はい」と発声する必要はありません
発声する事は他の人の取りを妨げる事にもなり、むしろ邪魔になります。

取りは札を直接触れば取りが成立します。
これを札直接の取りといいます。

また、直接触らなくても出札(=読まれた札)を競技線から押し出したら取りが成立します。
これを札押しの取りといいます。


出札以外に触ってるのにお手つきにならないのか?という事に関しては次に解説します

おてつき

出札のない陣の札を触ったらお手つきになります。
つまり、出札のある陣の札はいくら触ってもお手つきにはなりません。
なので、札押しの取りをしてもお手つきにはなりません。
これ以外にもお手つきになる場合はありますが、詳細ルールで書きたいと思います。

お手つきの回数

出札のない陣を触るとお手つきになりますが、同じ陣なら何回触ってもお手つきは1回です。
札送りは1枚です。
空札のときに自陣、相手陣の両方でお手つきするとお手つき2回になります。
この場合札送りは2枚になります。
つまりお手つきは最大で2回しかありません。

札送りの枚数

互いの全ての送れる権利を合わせた最小の枚数を送ります。
例えば互いにお手つき1回したら、互いに1枚送れますから差し引き0枚になります。
自分が相手陣とって自陣でお手つきをしたら、互いに1枚遅れます。なので送りは0枚です。
これを取り損といいます。
ややこしいので表にまとめます。
というか、計算したら出ますが。


自分 相手 送りの枚数 読まれる前との枚数変化 枚数差
自分 相手
敵陣を取った - 1枚送る -1枚 0枚 1枚得
自陣を取られた - 1枚送られる 0枚 -1枚 1枚損
お手つき1回 - 1枚送られる +1枚 -1枚 2枚損
- お手つき1回 1枚送る -1枚 +1枚 2枚得
敵陣を取って自陣でお手つき - 送りなし 0枚 -1枚 1枚損
自陣を取られた お手つき1回 送りなし -1枚 0枚 1枚得
お手つき1回 お手つき1回 送りなし 0枚 0枚 なし
敵陣取った お手つき1回 2枚送れる -2枚 +1枚 3枚得
自陣取った お手つき1回 1枚送れる -2枚 +1枚 3枚得
お手つき2回 - 2枚送られる +2枚 -2枚 4枚損

まだパターンはありますがよく出てくるのはこんな感じです。
後半は逆のパターンは省略しました。

次に上の句だけを聞いて取る方法について書きます。

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